fmOAuth v0.0.2 をリリースしました

こんにちは。
株式会社フルーデンスの小巻です。

fmOAuth v0.0.2 をリリースしました。

修正点については、リリースノートをご確認ください。

個人的には、任意のクライアントを使いAPIを利用できるようになった点が大きいと思います!

ご自身のアカウントで Google Cloud Platform にログインしていただき、APIを利用するためのクライアントを作成し、作成したクライアント情報をスクリプト引数で渡してもらえれば利用できるようにしました。

ほかには、Gmailをダウンロードできるようになりました。
サーバーサイドで実行していただければ、Gmailを同期できると思います。
プラグインなどを利用せずに URLから挿入 のみで、実装していますので組み込むのも簡単かと思います。

サンプルファイルを見ていただき、スクリプトなど不明点があればご質問ください!

話は変わりますが…

現在は、FileMakerのWebビューアで利用できる FullCalendar を簡易的に組み込めるテンプレートファイルを作成しています。

Webストアなどで販売してみたいので、安いかもしれませんが、有料で販売するかもしれません!

その際は、是非ともご購入いただければと思います m(_ _)m

連携してほしいAPIなどあれば、ご要望いただければと思います。

fmOAuth(0.0.2)に、OAuth認証(Google)に任意のアプリを利用できる機能を実装しています

こんにちは。
株式会社フルーデンスの小巻旭洋です。

タイトルからは少し分かりづらいかもしれませんが、同意画面を fmOAuth ではなく、任意のアプリに置き換えることができるように実装しています。

ということで、自分のGoogleアカウントでコンソールにログインし、アプリを作成してもらい、引数を渡していただければ利用できます。

自分のアプリを作成する方法は、別で記事を書きます。

fmOAuthの同意画面

デフォルトでは、以下のような同意画面です。

fmoauth-002-google-oauth-application1

任意のアプリの同意画面

コンソールでアプリを作成し、アプリの情報をスクリプト引数で渡すと、以下のような同意画面になります。

fmoauth-002-google-oauth-application2

スクリプト(画像)

fmoauth-002-google-oauth-application3

スクリプト(コード)

# 
# ──────────────────── Parameter
# 
# case fmOAuth
# 
If [ True // fmOAuth ] 
	テキストを挿入 [ 選択 ; $scopeList ; 「https://www.googleapis.com/auth/calendar https://www.googleapis.com/auth/drive https://mail.google.com/」 ] 
	変数を設定 [ $param ; 値: JSONSetElement (  "{}" ;  [ "scopeList" ; $scopeList ; JSONString ] ) ] 
End If
# 
# case Your Google App
# 
If [ False // Set CustomFunction from Your Google App Information ] 
	変数を設定 [ $appId ; 値: z_yourGoogleAppId ] 
	変数を設定 [ $secret ; 値: z_yourGoogleAppSecret ] 
	変数を設定 [ $redirect ; 値: z_yourGoogleAppRedirect ] 
	テキストを挿入 [ 選択 ; $scopeList ; 「https://www.googleapis.com/auth/calendar https://www.googleapis.com/auth/drive https://mail.google.com/」 ] 
	変数を設定 [ $param ; 値: JSONSetElement (  "{}" ;  [ "appId" ; $appId ; JSONString ] ;  [ "secret" ; $secret ; JSONString ] ;  [ "redirect" ; $redirect ; JSONString ] ;  [ "scopeList" ; $scopeList ; JSONString ] ) ] 
End If
# 
# ──────────────────── Perform Script
# 
スクリプト実行 [ 「0307.Get Refresh Token Google ( appId ; secret ; redirect ; scopeList )」 , ファイル: 「fmoauth」 ; 引数: $param ]
# 
# ──────────────────── Response Data
# 
If [ IsEmpty ( FilterValues ( JSONListKeys ( Get ( スクリプトの結果 ) ; "" ) ; "refresh_token" ) ) ] 
	# error
	フィールド設定 [ USER::googleRefreshToken ; Get ( スクリプトの結果 ) ] 
Else
	# ok
	フィールド設定 [ USER::googleRefreshToken ; JSONGetElement ( Get ( スクリプトの結果 ) ; "refresh_token" ) ] 
End If
# 

filemaker-google-integration
2件のコメント

ModularFileMaker の #Parameters の使い方と活用方法について

こんにちは。
株式会社フルーデンスの小巻旭洋です。

FileMaker開発者がスクリプト引数を使う場合、多くの方が Goya社の SetProperty ( Name ; Value ), GetScriptProperty ( propertyName ) を使っていると思います。

https://www.goya.com.au/category/blogtags/script-parameters

今回は SetProperty ( Name ; Value ) と同じように使えるカスタム関数 #Parameters の紹介です。
多少の違いはありますが、どちらを使っても同じことが実現できますので、お好みで使って頂ければと思います。
私は #Parameters を利用しています。

#Parametersとは

ModularFileMaker にあるモジュールのひとつです。
ダウンロードは FileMakerStandards.orgGitHub からダウンロードできます。

カスタム関数の Created を確認すると Jeremy Bante さんの名前があるので、おそらく Jeremy Bante さんが最初に作られたのだと思います。


追記:2017/03/28
尊敬する Jeremy さんよりコメントを頂きました。
英語が苦手なため少し心配ですが追記致しました。

#Parameters の開発には Jeremy Bante さんは、もちろんのこと Dan Smith さん Matt Petrowsky さんも、関数の設計と実装に大きく関わっているとのことです。
尊敬する開発者の皆様に心から感謝致します。

Jeremy Bante

Dan Smith

Matt Petrowsky

Six Fried Rice
http://sixfriedrice.com/wp/

大変ありがたく使わせて頂いております。
感謝の気持ちでいっぱいです。
海外の開発者のかたは、オープンなのでいつもいつも勉強させて頂いております。

上記のURLを見て頂き、実際のファイルを確認するのが一番早いですが、英語に抵抗がある方もいると思うので、簡単に使い方を紹介できればと思い記事にしました。

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