コンサルティング レポート(Google スプレッドシートとFileMakerの連携)
株式会社フルーデンスの小巻です。
FileMaker カンファレンスに登壇させて頂いたり、Webセミナーをやっていることもあり、技術支援のご依頼を頂く事が少しづつ増えてきました。
今年より、コンサルティングをさせて頂いたお客様に、アンケートのご協力をお願いすることにしました。
ご記入頂いた内容を匿名で公開することにご了承頂きましたので、簡易的な記事にさせていただきました。
ご了承頂きまして、誠にありがとうございました。
お客様からご相談頂いた内容
お客様からは、以下のような内容をご相談頂きました。
- 任意のGoogle スプレッドシートを、FileMakerのレコードで更新したい。
- fmOAuth(弊社がGiHubに公開しているソリューション)を参考にし、Google スプレッドシートの新規作成はできたが、更新するときの「URLから挿入」のcURLコマンドやスクリプトをどのように記述すればよいか分からない。
- JSONを作成するときに、効率の良い作成方法はあれば教えてほしい。
- トークンを取得しても、3600秒(1時間)で、期限が切れてしまう。
お話した内容
サンプルファイルを作成しながら、書き方やポイントなど、ご説明させて頂きました。
後ほどゆっくり確認して頂くために、作成した各ファイルは共有させて頂きました。
- トークンの概要
- URLから挿入のcURLオプションの記述について
- Google スプレッドシートを更新するためのメソッドやcURLオプションについて
- JSONの作り方について
- Gmailを使う場合の概要
アンケート
質問: なぜコンサルティングを受けようと思ったのでしょうか
回答: googleAPIについて、詳しそうだったから。
質問: 解決したい課題
回答: FileMakerからgooglespreadsheetを操作する。
質問: 課題を解決できたかどうか
回答: 仕組みと処理手順について一通り理解できた。
質問: 感想など
回答: 小巻さんがFileMakerを操作すると、全く違ったプログラムが作動しているみたいでした。
追加で、以下のようなメールを頂きました。
今回、FileMakerからcURLオプションを利用し、google spread sheetを操作するということについて、コンサルティングをしていただきました。
とてもわかりやすく、懇切丁寧な対応をしていただき、とても感謝しています。
自社に戻り、サンプルファイルを参考に自分でスクリプトを作ってみました。
最初は、うまく操作できなかったのですが、メールでのご質問に対しても、迅速かつ丁寧にご対応いただき、何とか操作することができました。
うまく操作できたときは、思わず飛び上がるぐらいに嬉しかったです。
これから、Lineやtwitterなど様々はアプリとcURLを使って接続していこうと考えています。
また、小巻様からは継続的にコンサルティングをお願いしようと考えています。
この度は、本当にありがとうございます。
費用
今回は、実際にお会いしてのコンサルティングでした。
参考までに、今回の費用を記載しておきます。
費用は 3時間 で 32,400円 となります。
※初回のお客様に限り、若干の割引をさせて頂いております。
オンラインでのスポットのコンサルティングも実施しております。
お知らせ
以下の内容にて、Webセミナーを開催しますので、よろしければご参加頂ければ幸いです。
登録は、以下のURLからお願い致します。
https://content.filemaker.com/webinar_190212_reg-ja
FileMaker Pro Advanced とMicrosoft Graph API(Outlook)を連携しよう!
日時:2月12日(火)12:00 – 13:00
講師:株式会社フルーデンス 小巻 旭洋 氏
概要:FileMaker Pro Advanced の「URL から挿入」でMicrosoft Graph API を利用し、Outlook を操作する手順を紹介します。 今回のセミナーで API の使い方を理解できれば、Microsoft だけではなく様々なサービスの API を利用することができます。
あとがき
FileMaker 16から、大きく改善された「URLから挿入」を使うことで、Googleに限らず様々なサービスと連携することができるようになりました。
DropboxやChatworkなどは、管理画面からトークンを発行すれば永続的に利用できるため、連携の難易度はかなり低いですが、GoogleやMicrosoftなどとの連携となると、少し難易度が上がると思います。
なにかお困りのことがございましたら、お気軽にお問い合わせ頂ければと思います。
例えば…
- IoTデバイスなどから、FileMaker Data APIを使ってデータを活用したい。
- AWS LambdaやAmazon DynamoDBなどを活用したい。
- FileMakerをWebアプリ化したい。