Chatwork APIとFileMakerの連携(「URLから挿入」の使い方)

こんにちんは。

株式会社フルーデンスの小巻です。

今回はタイトルの通り、ChatworkとFileMakerの連携をする過程で、「URLから挿入」の使い方を少しでも理解して頂ければと思います。

Chatworkは、GoogleやMicrosoftなどと違い、非常にかんたんにAPIを使うことができますので、初めてAPIに取り組む方には良いサービスだと思います。

ChatworkとFileMakerを連携したい方や、「URLから挿入」ステップを勉強したい方に参考になれば幸いです。

サンプルファイルをダウンロードする

サンプルファイルをGitHubに公開しましたので、cloneするか、ダウンロードをしてください。

リポジトリ

https://github.com/frudens/filemaker-chatwork

ダウンロード

https://github.com/frudens/filemaker-chatwork/archive/master.zip

Chatworkにログインし、APIトークンを取得する

Chatworkにログインし、画面右上の「API設定」をクリックします。

chatwork-api-filemaker-integration-1

パスワードを入力すれば、APIトークンが取得できます。

chatwork-api-filemaker-integration-2

ドキュメントを確認する

先程のAPIトークン取得画面にある、「ドキュメントはこちら」をクリックします。

chatwork-api-filemaker-integration-3

まず、初めてに一番基本となる自分自身の情報を取得するAPIをリクエストしてみましょう。

サイドバーから「エンドポイント」をクリックし「/me」をクリックします。

http://developer.chatwork.com/ja/endpoint_me.html

chatwork-api-filemaker-integration-4

ターミナルから「自分自身の情報を取得する」APIをリクエストする

※curlコマンドを説明するために、あえてFileMakerではなく、ターミナルを使っています。

ドキュメントのサンプルコードは、以下のようになっています。

サンプルコード

curl -X GET -H "X-ChatWorkToken: 自分のAPIトークン"
"https://api.chatwork.com/v2/me"

curlコマンドは、ターミナルやPowerShellなどで利用するコマンドラインツールです。
ですので、こちらのサンプルコードを実行する場合は、macOSであれば「ターミナル」を開いて、コードをコピペすれば実行できます。

以下の画像のように、ドキュメントのレスポンス部分にあるJSONと同じ結果を取得することができました。

chatwork-api-filemaker-integration-5

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コンサルティング レポート(LINE WORKSとFileMakerの連携)

株式会社フルーデンスの小巻です。

FileMaker カンファレンスに登壇させて頂いたり、Webセミナーをやっていることもあり、技術支援のご依頼を頂く事が少しづつ増えてきました。

今年より、コンサルティングや開発をさせて頂いたお客様に、アンケートのご協力をお願いすることにしました。

ご記入頂いた内容を匿名で公開することにご了承頂きましたので、簡易的な記事にさせていただきました。

ご了承頂きまして、誠にありがとうございました。

お客様からご相談頂いた内容

お客様からは、以下のような内容をご相談頂きました。

  • LINE WORKSとFileMakerを連携したい。
  • FileMakerから「LINE WORKSに送信」などのボタンをクリックし、メッセージを送信したい。
  • FileMakerのスクリプトで、任意のLINE WORKSのメッセージをダウンロードしたい。
  • FileMakerにて管理している顧客情報とLINE WORKS内の連絡先を関連付けたい。

当初は、以下のTwitterの投稿のように、連携できれば… とお話をしていました。

しかし、APIを調べてみると、課題が見えてきました。

課題

  • LINE WORKSでは、トークBot APIを使い連携できるが、任意のアカウントとしてメッセージを送受信するAPIはない。
  • トークBot APIを使う場合、画像ファイルしか投稿できないので、任意のバイナリファイルを投稿できない。

参考

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発表資料「FileMaker や macOS の設定や 工夫していることなどのご紹介」を公開しました

株式会社フルーデンスの小巻です。

2019年02月09日に開催した、FM-Tokyoのオフラインミーティングにて発表をさせていただきました。

発表の際に使った資料を公開しましたので、ご興味のある方はご確認頂ければと思います。

発表内容

FileMaker や macOS の設定や 工夫していることなどのご紹介

開発者の皆様は、日々開発効率をあげるために、FileMakerやmacOSの設定をしていると思います。
私自身の設定や工夫していることのご紹介をするとともに、ご来場の皆様からも「私は〇〇を使っている!」などのご意見もお伺いしたいと思います。

lego-filemaker-server-windows-server-2016-ssl-letsencrypt-7

legoを使ってLet’s EncryptのSSL証明書をDNS認証で発行しFileMaker Serverに設定する方法

Let’s EncryptのクライアントでlegoというCLIツールがあります。

Go製のCLIツールのため、導入や実行が簡単にできます。

非常に簡単に実行できたので、タイトルのとおり、FileMaker Serverに設定する方法を紹介します。

当然ですが、すべて自己責任にてお願いいたします。

環境など

今回は、以下の環境で作業をしました。

  • Windows Server 2016
  • FileMaker Server 17
  • lego v2.1.0

DNSのコンパネにログインして、TXTレコードを編集できる必要があります。

まずはlegoをダウンロードする

GitHubのリリースからダウンロードします。

legoのリポジトリはこちら

https://github.com/xenolf/lego

ダウンロードはこちら

https://github.com/xenolf/lego/releases

以下をダウンロードします。

lego_v2.1.0_windows_amd64.zip

lego-filemaker-server-windows-server-2016-ssl-letsencrypt-1

今回は、Downloadsに保存して、作業を進めます。

lego-filemaker-server-windows-server-2016-ssl-letsencrypt-2

解凍します。

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コンサルティング レポート(Google スプレッドシートとFileMakerの連携)

株式会社フルーデンスの小巻です。

FileMaker カンファレンスに登壇させて頂いたり、Webセミナーをやっていることもあり、技術支援のご依頼を頂く事が少しづつ増えてきました。

今年より、コンサルティングをさせて頂いたお客様に、アンケートのご協力をお願いすることにしました。

ご記入頂いた内容を匿名で公開することにご了承頂きましたので、簡易的な記事にさせていただきました。

ご了承頂きまして、誠にありがとうございました。

お客様からご相談頂いた内容

お客様からは、以下のような内容をご相談頂きました。

  • 任意のGoogle スプレッドシートを、FileMakerのレコードで更新したい。
  • fmOAuth(弊社がGiHubに公開しているソリューション)を参考にし、Google スプレッドシートの新規作成はできたが、更新するときの「URLから挿入」のcURLコマンドやスクリプトをどのように記述すればよいか分からない。
  • JSONを作成するときに、効率の良い作成方法はあれば教えてほしい。
  • トークンを取得しても、3600秒(1時間)で、期限が切れてしまう。

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